強度UPワイヤー・滑車の交換作業 記事2
  
強度アップワイヤー・滑車交換について、記事をいただきました。
是非参考にしてください。



以前の6mmワイヤーの時には、理論上は十分な強度があり安全だと頭では
理解していても、見た目の印象や、巻き上げでテンションがかかったときのワイ
ヤーがきしむ「キリキリ音」をきくと、「本当に大丈夫??」という心配がありまし
た。

 8mmワイヤーに変更して、見るからに逞しく丈夫そうですし、今まで6mm
でも大丈夫だったんだから、これなら絶対という相対的な安心感も加わり、
信頼度は格段に高まりました。





交換時の問題点・注意点


○ ワイヤーが太くなり、ウインチのドラムのワイヤー固定用の穴を通らなかった。
    ドリルで穴を拡張して解決。

○ 巻き取りドラムへのワイヤー端の固定は、6mmワイヤーでは固定用ボルト
   に半周巻き付けて(U字の形)固定していましたが、8mmではそこまで曲げら
   れず直線状に固定するのがやっとでした。
   末端にワイヤークリップでも付けようかと思ってます。


← ワイヤーエンド


○ 動滑車(ストラットプレートに平行に付ける滑車)のカバープレート(凸型のパーツ)
   が滑車が大きくなったので取り付けできなかった。
   なくても大丈夫そうなので外したままにし、専用のオプションパーツ(滑車カバー)を
   後日取付 

   
   滑車プレート取付前の写真です。

   滑車カバー取付後の写真
   
○ ウインチのワイヤー巻き取りドラムは、6mmワイヤーでは一番巻き上げた
 ときに一巻き目(内周)全幅で、二巻き目はドラムの半分まででしたが、8mm
 ワイヤーではちょうど二巻き目もドラムいっぱいに巻かれるので、一巻き目の
 巻きはじめのところをドラムの端にきっちり合わせて隙間の無いようにしないと、
 二巻き目が一巻き目の隙間に食い込み、ワイヤー同士が擦れて損傷を受ける
 恐れがありそうです。
060104