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注意事項


アンテナ重量の確認

新製品

メンテナンス部品
写真はサンタバーバラの町です。











CRANK・鉄人シリーズ
従来品と新型滑車
仕様
   従来品    アルミ製
   新型      ステンレス製
滑車交換の目安
写真のように、シーブの溝が削れてきたら早めに交換する必要があります。
タワー点検時には、必ず滑車の減り具合とベアリングの状態も確認してください。


昇降している時、
   滑車が蛇行する。
   音が出る。
   回転していない。


  これらの症状は、滑車ベアリングから出ていることがあります。
  滑車ベアリングは、内部密閉式を使用していますが、年数とともに
  水分が進入することがあります。
  滑車ベアリング内部が水分の進入によって腐食したり、損傷したり
  すると回転がスムースでなくなり、音を出したり、蛇行したりします。
  これらの場合は、すぐ交換してください。
 
滑車ベアリングの点検
滑車をはずします。
滑車のベアリングの芯を親指と人差し指で挟み、シーブ部分を回転させます。

回転させたとき、
回転しなかったり、重かったり、ゴリゴリという感触が指で感じられるときは交換です。

新型滑車(ステンレス)
滑車には、表と裏面がありますので取り付けの時 ご注意ください。



滑車を取り付けする場所によって、取り付け方法(滑車の表面・裏面の向きやつけ方)が異なりますので、ご注意ください。


滑車 表面

圧入したベアリング全体が見えます。
(シーブ部分の幅は狭い)


滑車 裏面

シーブ部分の幅を確認してください。

シーブ部分の幅が広い方(ベアリング全体が見えない)が裏です。

新型滑車をご使用になる場合は、柔軟屈曲性の高いスチールワイヤーを
お使いになることをお勧めいたします。

  <柔軟屈曲性の高いスチールワイヤー>
     BIGシリーズから使用しています。
     CRANK・鉄人シリーズのメンテナンスワイヤーも
     このワイヤーでご用意しています。


ステンレスワイヤーの場合は、滑車のワイヤー接触面や
ウインチワイヤーに十分なグリスを必ず塗布してください。

メンテナンス
滑車がステンレスで、ステンレスワイヤーをお使いになっている方は、特に滑車のワイヤー溝にグリスを定期的に塗布してください。
グリスを塗布するかしないかで、ワイヤーの傷み具合が大幅に変わります。

スチール・ステンレスワイヤーに関係なく、年に1回以上ワイヤーにグリスを塗布してください。


UPdate 2003.06.12
 強度UP用 ウインチワイヤーセット
従来の6mmワイヤーの破断荷重は、1.8ton
BIGシリーズから使用の、屈曲柔軟性の高いスチールワイヤー(メッキ付き)は、3.2ton

3.2 ÷ 1.8= 1.77倍 になります。

従来のウインチワイヤーを8mmワイヤーに変更することによって

       強度・安全率共、1.77倍 アップします。

アンテナ重量がおおいかな? と心配の方は是非交換することをお勧めします。
大きな効果が得られます。

==注意==
従来の6mmワイヤーと同仕様の8mmワイヤーを使用すると、素線切れの症状をすぐおこしますので、絶対に使用しないでください。



UPdate 2003.06.12
 ウインチワイヤーの破断試験
ウインチワイヤーを交換したら、弊社に古いワイヤーをお送りください。

今まで使用していたワイヤーの破断試験を無料でおこない、データーをお客様にお送りします。

ワイヤーを送っていただく場合は、
ワイヤーの使用箇所をそれぞれのワイヤーに明記してください。
はずしたワイヤーはぜったい切断しないで、長いまままとめてお送りください。
破断試験は、使用していた長さのまま行います。

データーをまとめて皆さんで共有してメンテナンスに役立てていただきたいと思います。
貴重な資料になりますので、どんどんご参加ください。

なお、お送りいただいたワイヤーは試験後、弊社で処分させていただきますのでご了承ください。



CRANK・鉄人シリーズ

滑車・ワイヤー交換の手順

用意するもの
@ バタ角 10cm角 × 20-30cm  3本程度
A ラチェツト・メガネ他 工具一式

ワイヤー・滑車の交換手順です。

ウインチワイヤーが緩めば、滑車は交換ができます。
ウインチワイヤーも滑車も交換の手順は同じです。



===交換手順===
CRANK-22 (4段ユニット)の写真でご説明します。
  注) 一番中のローテーターのついているユニットが1段目
    ウインチ台がついているのが4段目です。


3段目のユニットの柱の下にバタ角を入れます。
4段目のストラットプレートの上にバタ角をのせます。
バタ角がずれないこと、ブレースストラットにあたらないことを
確認しながらウインチを巻き下げるとウインチワイヤーが緩みます。


===ウインチワイヤー===

ウインチワイヤーをドラムからはずします。

新しいワイヤーは、まっすぐにのばし「より」をとっておきます。

ウインチワイヤーのエンドボルトをはずします。

既存のシンプル部分と新しいワイヤーのシンプル加工をしていない方を
繋ぎます。

ウインチ側にワイヤーを引っぱれば新しいワイヤーを通せます。
このとき、繋ぎ部分が滑車部に引っかかったり、滑車から脱落しないように注意してください。

また、古いワイヤーを外してしまってからワイヤーを通す場合は、
ワイヤーを通す位置を間違えないようにしてください。
違うユニットのブレースやストラットに引っ掛けてしまわないように注意してください。

←ウインチワイヤー

注意) 片側のみシンプル加工されているものがウインチワイヤーです。


ワイヤーのシンプル部分をボルトで固定して、ウインチ側にワイヤーをピンと引っぱり、ワイヤーを通す位置に問題がないかを確認します。

ワイヤーを通す位置に問題が無ければ
ウインチドラムにワイヤーを固定して巻き上げます。
巻き上げる時は、滑車部分等よく点検してください。

テンションがかかりはじめたら、バタ角に注意して巻上げます。

これでウインチワイヤーの交換は終わりです。

===中間ワイヤー===


写真は、#2ユニットと#3ユニットの間にバタ角を挟んだ状態です。

バタ角をしっかり挟み、ウインチワイヤーを巻き下げると中間ワイヤーが緩みます。
ウインチワイヤーの交換手順と同じようにワイヤー及び滑車を交換します。


 注意)  両端シンプル加工されているのが中間ワイヤーです。


バタ角は、最低2箇所に挟んで下さい。
不安定な挟みかたになっている場合は、安定する場所を選び固定してください。


不明な点・ご質問がございましたらご連絡下さい。


051215
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